「夢の実現に努力を」 元日本ビクター社長の寺田雅彦さん講演
今、気になっていることは「ホームシアターは必要??」ですがこんなニュースがあります。

和歌山県串本町中湊の古座高校は2日、1963年(第15回)卒業生で元日本ビクター社長の寺田雅彦さんを同校に招き、ようこそ先輩講演会を開いた。
寺田さんは「若い人たちの夢・創造性に期待して」と題し「夢の実現に必要なものは努力。
地道に努力し挑戦してほしい」と訴えた。
寺田さんは、串本町西向出身。
高校卒業後、慶応義塾大学に入学。
1969年に卒業後、松下電器産業(現在のパナソニック)に入社した。
2002年から日本ビクターの社長に就任し、07年に特別顧問となった。
現在はパナソニックの終身客員などを務める。
熊野は大自然の大地で、寺田さんは子どものころは九龍島、河内島、重畳山でよく遊んだという。
この土地で少年時代を過ごしたことが人間形成の原点とした上で、何か困難なことにぶち当たっても、常にどうしたらできるか前向きに考える気質ができ、台風などの自然現象から、解決しようにもできないものがあると素直に受け入れる力が身に付いたと紹介した。
松下電器を選んだ理由について、創業者の松下幸之助氏が和歌山県出身で、商売人の会社であることや、当時のエレクトロニクス産業が成長期にあり、海外に事業展開しようとしていたことが、少年時代に抱いた海外で活躍したいという思いと一致したという。
仕事を通じて鍛えられたことや、経営のこつについても話した。
夢は働く経験と体験を通じていろいろ出てくるもので、目標は実際に自分が働く中でつくっていくしかないと強調。
「仕事は判断業務の積み重ね。
最初は与えられた仕事を早く正確にやり、間違ったところはすぐに素直に謝り、悔いのない生活を続けること。
考え方が深くなり、自分自身の価値観や心情が形成される」と述べた。
人間の能力には差がないが、勉強や仕事に差があるのは努力だと指摘。
ひた向きな努力の積み重ね以外に夢を実現できるものはないとし、夢・創造に必要なものとして(1)対話・コミュニケーション能力(2)読書をする習慣を身に付ける(3)いつも世界地図を頭に入れて生活する(4)これから求められる人間像―の四つを挙げた。
最後に「何事も簡単な方法はなく、目の前に与えられた仕事を一生懸命、地道に努力を繰り返し積み重ねていくしかない。
自分の経験や体験は一生のうちで無駄にはならない。
可能性に満ちあふれた若者らしく、大きな自信と誇りを持って、視野を広げて夢の実現に挑戦してほしい。
紀州人は前向きなので、生徒にもそのDNAが流れている。
何事も積極的に行うことで新しい人生が開ける」とエールを送った。
最終更新:11月3日17時5分
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