社会人野球:日本選手権 1回戦 OBC高島、大舞台で健闘 /滋賀
今、気になっていることは「厚生年金受給開始と60歳」ですがこんなニュースがあります。
◇七回、意地の1点
京セラドーム大阪で開催中の社会人野球日本選手権に初出場したOBC高島(高島市)は16日、1回戦で日本通運(埼玉)と対戦した。
一回に3点先制され追う展開になったが、先発の川原謙太郎投手は立ち直り、粘りの投球をみせた。
打線は七回に意地の1点を奪うも、1?5と惜敗した。
勝利には届かなかったが、結成からわずか4年で踏んだ大舞台。
躍動する選手たちに、観客からは大きな拍手と声援が送られた。
【金志尚】
日本通運
300000002=5
000000100=1
OBC高島
一回に先制され、五回には福田佳三選手が左前二塁打で出るも後続が続かず、攻守交代。
「このまま終わったら困るからね」。
米大リーグで活躍し、チームの発起人でもある大家友和さん(33)は、スタンドの座席にどっかと腰を下ろしながらつぶやいた。
ゼネラルマネジャーの静かなる叱咤(しった)激励。
それがチームに通じたのか。
終盤、選手たちが意地の反撃を見せる。
応援団が「ラッキーセブンだ」と気勢を上げ、迎えた七回。
先頭の4番・吉永将人選手が左前打で出塁する。
続く川村誠選手も左前に放つが、二塁でタッチアウト。
1死三塁から、田上隆二選手の内野ゴロの間に吉永選手が生還、待望の「1」がスコアボードに表示された。
こう着状態を打ち破る貴重な得点に、地元・高島を中心に集まった約300人の応援団はスティックをたたき、喜びに沸いた。
有休を使って応援に駆け付けた市職員、中谷一朗さん(46)は「すぐ逆転するさ!」。
流れはOBCに傾きつつあった。
しかし、相手はすかさず投手を交代。
2番手を打ちあぐね、逆に九回に痛恨の2失点で力尽きた。
最後まで声を張り上げた応援団長の清川泰光さん(37)は、「来年に夢をつないでくれた」と、すっきりした表情をみせた。
試合後のロッカールームで、大家さんはゆっくりと語りかけた。
「何もないところからここまで来て、本当に皆に感謝している。
おれもこれから頑張るし、皆も頑張っていこう」。
涙にくれる選手たちは、力強くうなずいた。
産声を上げてまだ4年。
チームの挑戦はまだ、これからだ。
◇応援温かかった??伊藤剛吏・OBC高島監督
選手たちは本当に悔しさがにじみ出ていた。
細かいミスが出るのがクラブチーム。
スタンドに来てくれた「町の応援団」の声援は温かかった。
地域密着の方向性が正しかったと示せた。
◇次は都市対抗目標??中村光佑・OBC高島主将
後半勝負と思っていたので、1点取れた時はこのまま行けると思った。
川原も二回以降は0点に抑えてくれた。
大きな声で応援してもらえて、本当に感謝している。
次は都市対抗に出たい。
◇地元ファン300人、スタンドで応援
○...スタンドには地元から大型バス2台で駆け付けたファンら約300人が集まった。
舞台特設ステージでは有志によるよさこいが披露されたり、スタンド中段では吹奏楽の軽快な演奏も。
手作り感たっぷりの応援に選手たちも十分力をもらった様子で、4番の吉永将人選手は「平日なのにこんなに多くの人たちが応援してくれた」と感激。
地域密着を掲げるチームにとってファンは何よりも大きな存在。
吉永選手は「応援してくれる人に結果で応えたい」と、更なる活躍を誓っていた。
11月17日朝刊
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最終更新:11月17日17時1分
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