裁判員裁判:県内初、初公判 集団強姦致傷事件、裁判員全員が男性 /奈良
今、気になっていることは「懸賞に当たりやすくなる方法」ですがこんなニュースがあります。
◇傍聴人「女性も必要」
県内初の裁判員裁判が24日、奈良地裁(石川恭司裁判長)で始まった。
橿原市の路上で今年5月、20代の女性を乱暴目的で軽ワゴン車に押し込み、軽傷を負わせたとして集団強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた4被告は、初公判で起訴内容を大筋で認めた。
裁判員裁判で4被告をまとめて審理するのは異例。
公判では量刑が主に争われる。
審理は5日間の予定で、30日に判決が言い渡される。
【高瀬浩平、上野宏人、大森治幸】
裁判官3人と法廷に臨んだ裁判員6人は全員が男性とみられ、3人の補充裁判員が裁判員席の後方で審理を見守った。
検察、弁護側は、冒頭陳述で裁判員らに分かりやすく説明する工夫をした。
検察側は高さ約2・5メートルの大きなパネル2枚を用意。
事件で使われた軽ワゴン車の中を図で示し、被害者と4被告の位置関係を一目で分かるようにした。
弁護側は証言台の前に立ち、裁判員の反応を見ながら、目で訴えかけるように説明した。
また、被告と弁護人とのつながりを印象づけるため、被告を弁護人の横に座らせた。
被告のイメージを決めるうえで重要となる呼称は分かれた。
検察側は被告の名字を「阪本」などと呼び捨てにしたが、弁護側は「阪本さん」「西上さん」「岡田君」とした。
ただ、仲西裕也被告(21)の弁護人は「被告に自分の立場を理解させるため」としてあえて呼び捨てにした。
裁判員らはメモを取ったり、被告らの表情を見ながら聴き入った。
被害者のけがの映像が手元のモニターに映し出されると、スーツ姿の裁判員は首を横に振った。
被害者の母親の証人尋問では、眼鏡をかけた若い裁判員が「被告らの謝罪に誠意が感じられなかったのは、どんな点か」などと質問した。
裁判員全員が男性とみられることについて、傍聴した三郷町、無職、篠原章二さん(66)は「被害者は女性で、男性とは視点が違う。
裁判員の選任手続きで必ず女性を入れるべきだ」と話した。
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【起訴内容】葛城市平岡、無職、阪本裕(23)▽広陵町南郷、同、西上真也(23)▽葛城市今在家、同、岡田良太(22)▽大和高田市東雲町、大学生、仲西裕也(21)の4被告は共謀。
5月17日未明、橿原市内の路上で、20代の女性を乱暴目的で軽ワゴン車の後部座席に押し込んで連れ去り、ひざや腰に軽傷を負わせたとされる。
【検察側冒頭陳述要旨】4被告で性的暴行することを計画。
後部座席が水平に倒れる軽ワゴン車に乗り換え、別の車のナンバープレートを付け、約2時間半にわたり女性を探し回った。
激しく抵抗する女性を車に押し込み、運転手以外の3人で足や上半身を押さえつけた。
この際、女性にひざや腰の打撲など全治2週間のけがをさせた。
被害者は「外に出るのが怖い。
事件を忘れたい」と厳しい処罰を求めている。
【弁護側冒頭陳述要旨】集団強姦罪は倫理感がまひし、性的暴行を目的とした集団を想定している。
4被告はおしゃべりをする仲間に過ぎない。
だれも性的暴行を止める発言をしなかった。
盛り上がった雰囲気を壊したくなかったからだ。
どこで女性を連れ込むか計画もない。
全員が謝罪、反省し、罪を一生背負って償う気持ちでいる。
被害者に500万円支払い、示談が成立している。
更生して、社会に貢献する人になるような刑を考えてほしい。
11月25日朝刊
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最終更新:11月25日17時0分
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